ヒッカドゥワビーチ

ヒッカドゥワビーチ

スリランカの最も美しく、長く伸びた砂浜の一つが最大都市コロンボから100キロ程南に下った場所に位置するヒッカドゥワという沿岸村にある。海外からの観光客の間で大人気となったスリランカ初の海岸で、1960年代から繁華な観光スポットとして脚光を浴び続けている。

半世紀以上経過しても、楽しいアクティビティーで溢れるこの街の人気が衰える気配はありません。

シュノーケリング&ダイビング
海岸から少し離れると色鮮やかな熱帯魚、大きなウミガメ、美しいサンゴに囲まれた小島の集まりがある。メインエリアに初心者に人気の穏やかで浅瀬の部分もあり、特にシュノーケリングを楽しめる。

ダイバーたちにとってたまらない難破船が4隻以上との出会い、PADI訓練やダイビング機材の貸し出しサービスを提供するダイビングショップも多く存在する。

リーフダイビングへのチャレンジもできるダイビングシーズンは11月から4月までとなる。洞窟をくぐり抜けることや22~36メートル深い岩底にリーチできることなど冒険的かつスリリングなヒッカドゥワガラコンプレックスもある。

サーフィン
ヒッカドゥワはスリランカで最も早く発見されたサーフィンスポットの一つで、透明性が高い温かい海水です。そこに主に4つのサーフィンポイントがある。
波の高さは4~11フィートで11月~3月までがベストシーズンです。初心者と中級者向けリーフブレイクはウェウェラとナーリガマ周辺に多くあるが、条件が揃えばもっとチャレンジングな体験になるでしょう。

食事とショッピング
ヒッカドゥワはスリランカで海岸に沿って長く伸びたビーチリゾート地域として開発された初の臨海町です。コロンボとゴールを結ぶゴールロード沿いの4キロのエリアを数多くの新鮮なシーフードをオファーするレストラン、お店、スパやアーユルヴェーダ治療センターに埋め尽くされている。

主の観光エリアもゴールロード沿いの3ヵ所に集約、それぞれ違う顔を持ちます。北側のウェラワッタは経済のハブであり、漁港、市場、駅などがある。そこから南は大型ホテル、ダイビングショップ、老舗のレストランが立ち並ぶウェウェラに繋がります。そして、もっと南に下ると観光客用の店、カフェ、パブが多く集まるナーリガマがあり、ヒッカドゥワのもっと賑やかで若者が多く集まるエリアとなる。

ハイシーズンに急増する若い旅行者よって活気づくこの街のナイトライフをより一層盛り上げるため、この時期限定で営業するカフェやパブも数多くある。ビーチ・バーから昼間に流れてくるレゲエの音楽が夕暮れと共にパーティー音楽に移り変わり、地元のバーテンさんが一押しの南国のカクテルで客を楽しませる光景はこの国ならではかも知りません。ハイシーズン中は毎週末に定期的なパーティーが行われ、太陽の下で過ごした一日の疲れを引き払ってくれる。

もう一つの顔

賑やかなビーチエリアからほんの少し外れるだけでこの街ならではの地元らしい光景があなたを出迎えてくれる。内陸に数キロ移動するとマングローブで囲まれた塩水の入り江、だだっ広い田んぼ、そしてシナモンプランテーションなど普段目にしないヒッカドゥワがそこにある。

ヒッカドゥワとサザン・ハイウェイをつなぐ役割を果たす駅近くのバッデガマ・ロード周辺も趣のある見るべきエリアです。レンタサイクルで竹とゴムの木に囲まれた曲がりくねったヒッカドゥワ川に沿ってサイクリングするのも楽しいです。

仏教のお寺巡り、ヒッカドゥワ川のボート・ライド、ミティヤゴダの月長石(ムーンストーン)鉱山での発掘から磨きまでの一連の作業見学など、軽く一時間以上楽しく過ごせるアクティビティーもたくさんあるが、欲張ると本来の目的の膨大なインド洋からの海風を受けながら長く続く金色に輝く砂浜でのリラクゼーションの時がなくなるかも知りませんね。

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